京都大学 理学部 課題研究 P1・P2(4回生)
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課題研究P1
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課題研究P2
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課題研究 P1
--- 担当教員:〔実験〕田島、鈴木(高エネルギー研究室) 〔理論〕橋本(素粒子論研究室)
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課題研究P1では、我々の世界を構成している最小単位である素粒子の 基本相互作用について研究する。理論ゼミでは 素粒子の相互作用を記述する場の理論を研究する。 実験ゼミでは前期は、素粒子を実験的に研究・観測するための 手段である、加速器、及び測定器の原理について勉強する。 また、現在の素粒子実験物理の最先端の話題についても 紹介する。実験ゼミ後期は学生の自主性を基に素粒子の基本相互作用を 研究する実験を、学生自らが提案し、実行する。
課題研究ガイダンスでの紹介ファイル
2023年度P1
[プレゼンテーション]
ニュートリノヘリシティ
pdf
泡箱の作成
pdf
[レポート]
「ニュートリノヘリシティの測定」
「泡箱」
2022年度P1
[レポート]
「宇宙背景放射が 2.7 K であることの検証実験」
「ミューオン崩壊におけるパリティ対称性の破れの検証」
「Compton 散乱を用いた Bell の不等式の破れの検証」
2021年度P1
[レポート]
「カシミール力の測定」
「ガムテープバリバリ発光におけるX線スペクトル」
「スパークチェンバー(coming soon)」
2020年度P1
[プレゼンテーション]
ガムテープ Correlation between nanosecond X-ray flashes and stick–slip friction in peeling tape
pptx
ポジトロニウム
pptx
[レポート]
「」
「オルソポジトロニウムの寿命と量子振動の測定」
2019年度P1
[プレゼンテーション]
キャベンディッシュ
pptx
ベルの不等式
pptx
ポジトロニウム
pptx
[レポート]
「万有引力定数Gの測定」
「Bellの不等式の破れの検証」
「オルソポジトロニウムの寿命と量子振動の測定」
2018年度P1
[プレゼンテーション]
ポジトロニウム
pptx
ベルの不等式
pptx
音波チェレンコフ検出器
pptm
[レポート]
「オルソポジトロニウムの寿命とその量子振動の測定」
「ベルの不等式」
「音波チェレンコフ検出器の作製と観測」
2017年度P1
[プレゼンテーション]
ミューオンg-2
pdf
ポジトロニウム
pdf
2016年度P1
[プレゼンテーション]
リングチェレンコフ検出器
pptx
ポジトロニウム
pptx
,
pdf
[レポート]
「チェレンコフ検出器の作成とこれを用いた粒子線の測定」
「MWPC制作の試み」
2015年度P1
[プレゼンテーション]
ポジトロニウム
pdf
スパークチェンバー
pptx
pdf
movie
[レポート]
「スパークチェンバーの作製」
「ポジトロニウムの寿命と量子振動」
2014年度P1
Positronium lifetime
プレゼンテーション
レポート
2013年度P1
[プレゼンテーション]
Positronium Hyperfine splitting
pdf
pptx
捻れ秤りによる重力の測定
pdf
pptx
[レポート]
「Positronium Hyperfine splitting」
「捻れ秤りによる重力の測定」
2012年度P1
[プレゼンテーション]
Lamb shift
pdf
pptx
メスバウアー効果
pptx
[レポート]
「Lamb shitの測定」
2011年度P1
[プレゼンテーション]
Lamb shift
pdf
pptx
Geiger-Muller計数管の作成
pdf
pptx
[レポート]
「Lamb shitの測定」および「GM計数管の作成」
2010年度P1
[プレゼンテーション]
Lamb shiftの測定に向けて
pdf
pptx
[レポート]
Lamb shitの測定に向けて-
2009年度P1
[プレゼンテーション]
Lamb shiftの測定 改め 励起原子の作成
pdf
pptx
[レポート]
2s水素原子の作成-Lamb shitに向けて-
2008年度 P1
[プレゼンテーション]
Ring Imaging Cherenkov
Double Beta Decay using CdTe
μ→eγ
[レポート]
Ring Imaging Cherenkov
Double Beta Decay using CdTe
μ→eγ
2006年度 P1
[プレゼンテーション]
Neutrino helicityの測定
(PDF 295kB)
Double Beta Decay
(PDF 221kB)
α線の識別
(PDF 148kB)
データ解析
(PDF 191kB)
[レポート]
レポート (PDF:851kB)
"DBD (CaF2を用いたDouble Beta Decayの探索)"
CaF2シンチレータを用いて0νDouble Beta Decay事象を探索した。
レポート (PDF:1.1MB)
"ニュートリノのヘリシティーの測定"
Ce144の崩壊を用いてニュートリノのヘリシティーを測定した。
レポート (PDF:685kB)
"X線散乱による量子論の干渉効果の検証"
2004年度 P1
レポート (PDF:1.1MB)
"ミューオン磁気能率の測定"
アルミニウムに宇宙線ミューオンを止め、磁場によりスピンが歳差運動する ことを利用してミューオンのg-factorを求める。
レポート (ps.gz:2.9MB)
"真空中におけるOrtho-Positroniumの寿命測定"
真空中でシリカパウダーを用いてオルソポジトロニウムの寿命を測定するこ とにより、量子電磁気学を検証する。
ミシェル班
反ミューオンが陽電子に崩壊する事象は、関係する粒子すべてがフェルミオ ンであることからV-A理論に基づく計算からその個数・エネルギーの角度分布 の式を導くことができる。その角度分布式にはρ、δ、ξという3つの定数が 存在し、そのうちρが一般にミシェルパラメータと呼称される。 我々は宇宙線の反ミューオンの崩壊をNaIシンチレータを用いて測定し、得ら れた変数の値からV-A理論を検証することを目指す。
2003年度 P1
"Muon captureからの特定X線検出"
"オルソポジトロニウムの寿命測定"
"状態ベクトルの収縮"
2002年度 P1
レポート (PDF:1.6MB)
"K2K実験におけるミューオンモニター室でのビームプロファイルおよび ミューオンの寿命の測定"
レポート (PDF:2.2MB)
"NaIで見る素粒子の世界 - 高性能IITによる電子対生成の観測"
2001年度 P1
レポート (PDF:451kB)
"NaI結晶を通過する素粒子の軌跡とその素粒子反応の視覚化"
2000年度 P1
レポート (ps.gz:215KB)
"π
+
π
-
の寿命測定によるCPT非保存の検証"
レポート (ps.gz:640KB)
"π→eν崩壊の探索"
レポート (ps.gz:170KB)
"FADCによる両実験のバックアップについて"
1999年度 P1
レポート (ps.gz:3.9MB)
"真空中への熱ミュオニウムの放出"
課題研究 P2
--- 担当教官:〔実験〕中家・木河(高エネルギー研究室) 〔理論〕杉本(素粒子論研究室)
ガイダンス資料
P2 wiki page
紹介
現代素粒子物理学に基づく物質観によれば、 自然界の全ての物質はクォークやレプトンと呼ばれる基本粒子から成立し、 これらの粒子間の力は光子、グルーオン、 ウィークボソン等の ゲージ粒子によって媒介されると考えられている。 この課題研究ではゼミナールや実験を通して、 素粒子物理学の根底にある理論(量子色力学や電弱統一理論)の基礎を 学ぶと共に自然に対する認識を深める。特に実験に おいては、 素粒子の基本的性質(質量、寿命、崩壊様式、スピン、内部パリティ 等)の測定や、 相互作用の基本的対称性(パリティ、荷電交換、時間反転等)と その破れの検証を目指す。基本的な実験技術の習得を重視し、 その積み重ねにより自然の本質に迫る実験結果を得ることを期する。
過去の実験
2023年度 P2
"多層膜ミラーを用いた中性子干渉計の作成と重力加速度の測定"
レポート
,
発表
"中性子磁気モーメントの測定"
レポート
,
発表
"ニュートリノ質量の測定"
レポート
,
発表
2022年度 P2
"Cherenkov検出器(P2-RICH-Detector)の作製と観測"
レポート
,
発表
2021年度 P2
"多層膜ミラーを用いた中性子干渉計の作成と重力加速度の測定"
レポート
, 発表
pdf (4.7MB)
"Møller 散乱を用いた beta 崩壊における Parity の破れの検証"
レポート
, 発表
pdf (7.5MB)
2020年度 P2
"ニュートリノ反応断面積測定"
レポート
, 発表
pdf (3.0MB)
"中性子の重力相互作用の検出"
レポート
, 発表
pdf (5.4MB)
2019年度 P2
"ニュートリノ-核子散乱の微分散乱断面積測定"
レポート
, 発表
pdf (8.7MB)
"転換光の観測によるHidden photon質量及びMixing termの測定"
レポート(coming soon)
, 発表
pdf (1.6MB)
"真空槽を用いた泡箱の作製"
レポート
, 発表 (
pdf (3.5MB)
,
pptx (動画付き, 336.7MB)
)
2018年度 P2
ミューオニウムの生成と真空への引き出し
レポート
,
発表
中性子に働く重力相互作用の測定 レポート(
中性子に働く重力相互作用の測定[要パスワード]
,
冷中性子源の導入[要パスワード]
),
発表[要パスワード]
2017年度 P2
"J-PARC MLFのミューオンビームを用いたミューオン崩壊に関する諸量の測定"
レポート
,
発表
2016年度 P2
"中性子の重力相互作用の検出"
レポート
, 発表
pdf (8.3MB)
"霧箱による陽電子の観測"
レポート
, 発表 (
pdf (8.3MB)
pptx (27MB)
)
2015年度 P2
"J-PARCにおけるニュートリノ検出実験"
レポート
発表
2014年度 P2
"宇宙線のParticle ID"
レポート
発表
"ラズベリーパイを用いたポータブル放射線検出器の開発"
レポート
発表
"MWPCの設計と開発"
レポート
発表
"ベルの不等式の検証"
2013年度 P2
"コンプトン散乱を用いたEPRパラドックスの検証"
レポート
"neutrino helicity"
"CMB"
2012年度 P2
"霧箱の作成および霧箱を用いた陽電子の観測"
レポート
発表
"四重極磁石を用いた&beta線の収束実験"
レポート
"ガイガーミュラー計数管及び比例計数管の製作"
レポート
"オルソポジトロニウムにおける量子振動の測定"
レポート
2011年度 P2
"ガンマ線及び可視光の光速測定"
"加速器ニュートリノの測定"
2010年度 P2
"ベータ崩壊におけるParity対称性の破れの検証"
"muon g-2"
2009年度 P2
"メラー散乱を用いたbeta崩壊におけるParityの破れの検証"(pdf:1.3MB)
レーザー チーム レポート (not yet available)
2008年度 P2
"muonの寿命とg因子の測定" (not yet available)
2007年度 P2
"パラポジトロニウムを用いたbeta崩壊におけるParityの破れの検証" (not yet available)
"ミリカンの実験による素電荷の測定" (not yet available)
2006年度 P2
(not yet available)
2005年度 P2
"Slow Positron を用いたbeta崩壊におけるparityの破れの検証" (pdf:1.6MB)
"偏極beta線を用いたMott散乱によるparityの破れの検証" (pdf:5.3MB)
2004年度 P2
"Slow Positron を用いたbeta崩壊におけるparityの破れの検証" (pdf:0.7MB)
"偏極beta線を用いたMott散乱によるparityの破れの検証" (pdf:10.4MB)
2003年度 P2
"メラー散乱を用いたbeta崩壊におけるParityの破れの検証"(pdf:11.6MB)
"Mott散乱を用いたbeta崩壊におけるparityの破れの検証"
2002年度 P2
ベータ崩壊班 レポート (pdf:11.2MB)
"β崩壊におけるParityの破れ"
Mu チーム レポート (not yet available)
"ミューオニウム・反ミューオニウム変換実験のための Anti-Mu 検出器の開発"
2001年度 P2
ポシトロニウム班 レポート (ps.gz:1.04MB)
"Positronium Hyperfine Structure"
ベータ崩壊班 レポート
メインレポート (not yet available)
"ベータ崩壊におけるパリティーの破れの検証"
理論パート (pdf:651KB)
2000年度 P2
ポシトロニウム班 レポート (ps.gz:617KB)
"Positronium Hyperfine structure in its ground state"
ミューオン・キャプチャー班 レポート (ps.gz:809KB)
"Muon Capture Rateの測定"
1999年度 P2
ポシトロニウム班 レポート
メインレポート (ps.gz:4.0MB)
"Hyperfine structure of positronium in its ground state"
テクニカルレポート (159KB)
EPR/Bell班 レポート (5.46MB)
"ダウンコンバージョンからの二光子の干渉測定"
1998年度 P2
ニュートリノ班 レポート (217KB)
"Hericity of neutrino"
ポシトロニウム班 レポート (3.06MB)
"Hyperfine structure of positronium in its ground state"
1997年度 P2
ポジトロニウム班 レポート (ps.gz:231KB)
"ポジトロニウムの寿命の測定"
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