計画研究: X00 総括班
総括班の役割は、本領域の概念図にある各計画研究間の連携を推進し、公募研究を含め、それぞれの研究を融合し発展させることで、ニュートリノ研究を基軸に新しい素粒子・宇宙像を創造する。総括班が主体となり、ニュートリノ研究の成果を全世界に発信していくことも重要である。その目的に向け、領域代表者を代表とし、全ての計画研究の代表を分担者に加えて組織を構成する。さらに、領域の重要な役割として、若手研究者の活躍を促進し、次世代のリーダーとなる科学者の育成がある。総括班の中心となるメンバーの平均年齢は44歳(40歳未満4名、40歳代8名、50歳以上2名)で、新進気鋭の若手研究者を集めて総括班を構成した。一般国民(シニア、社会人、大学生、中高生)へのアウトリーチと科学の知識を正確に伝えることも重要で、現代科学論・学術情報論の専門家である横山を連携研究者に加える。若者への科学教育とアウトリーチにも重点をおき、日本の基礎科学の将来の担い手を育成する。