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testbench:introduction_to_verilog_hdl:g-link [2015/08/19 04:56] kyotoatlas |
testbench:introduction_to_verilog_hdl:g-link [2019/02/15 09:07] (現在) |
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行 32: | 行 32: | ||
===== G-Link Tx ===== | ===== G-Link Tx ===== | ||
実際に Transmitter 側のチップである HDMP-1032A を使って G-Link を送信する PT6 ファームウェアを見てみましょう。 | 実際に Transmitter 側のチップである HDMP-1032A を使って G-Link を送信する PT6 ファームウェアを見てみましょう。 | ||
+ | データシートの p.16, p.17 に このチップのピンの説明が書いてあります。 | ||
+ | ここは特にじっくり見るようにしましょう。 | ||
+ | ここを読み飛ばしたことによってミスることはよくあります。 | ||
+ | 例えば、ある機能を ON にするためにピン " | ||
+ | ここを見ながら分かることをザクザク書き出してみましょう。 | ||
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+ | * TXDIV ( ピン 26, 27 ) | ||
+ | 横に説明がつらつら書いてありますが、Figure.2 を見に行った方が分かりやすいと思います。 | ||
+ | この 2 bit で data/word rate をコントロールしています。 | ||
+ | 何 MHz のクロックを入れるかを考えて決めましょう。 | ||
+ | ATLAS の場合 ( というか LHC のクロックを使う場合 )、40 MHz のクロックを使います。 | ||
+ | TXDIV が 2'b00 の場合 40-70 MWord/sec, 2'b01 の場合 20 - 45 MWord/sec と書いてあります。 | ||
+ | 2'b00 でもリンクはとれるのかもしれませんが、レンジのギリギリで使いたくは無いので 2'b01 で使うべきなんだということが分かります。 | ||
+ | |||
+ | また、2' | ||
+ | これを利用して一旦リンクを切って、リンクをとり直すということが可能です。 | ||
+ | 完全に余談ですが、TGC の人たちはこの操作を " | ||
+ | |||
+ | * TXFLAG, TXFLGENB ( ピン 6, 10 ) | ||
+ | G-Link は通常 TX[15:0] を利用して 16 bit/word でやりとりします。 | ||
+ | が TXFLGENB を High にすることで TXFLAG を 17 bit 目として扱うことが出来るようになります。 | ||
+ | |||
+ | * TXCNTL, TXDATA ( ピン 4, 5 ) | ||
+ | G-Link には data/ | ||
+ | TXDATA が High で TXCNTL が Low なら data word、その逆が control word, 両方 Low なら idle word です。 | ||
+ | リンクがおかしくなった時には上記の TXDIV を " | ||
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+ | |||
+ | |||
+ | 他にも色々と説明が書いてありますので、ひと通り見てみてください。 | ||
+ | これらが分かれば、 |