**以前のリビジョンの文書です** ----
====== サルでもわかるDAQ入門 ====== DAQサル作なのであやしいです。 ===== DAQ ===== Data AcQuisition systemつまりデータ収集システムのこと。 dititizeされた信号を計算機に読み込ませるためにCAMACとVMEとかを使う。クレート(箱)に親玉モジュール(crate controller)と子分ジュール(ADCモジュールとかTDCモジュールとか)を差して使う。クレートにはバックプレーン(要するに箱の奥が配線でつながれている)があって、それを使って親玉と子分がデータをやり取りする。親玉モジュールは、PCIカードなどを使ってケーブルで計算機につなぎ、データのやり取りを行う。 VMEの方がCAMACより新しい。CAMACは業界内で作られたが、VMEはもともと産業用に作られた規格。 ===== CAMAC ===== どのモジュールにアクセスするのかを区別するのに、スロット番号(クレートでどこに差したか)を使う。 ===== VME ===== どのモジュールにアクセスするのかを区別するのに、モジュールに割り当てられたアドレスを使う。各モジュールの中にジャンパーピンがあって、それでアドレスを割り当てる。それ用のドライバをインストールした計算機とつなげば、各モジュールには、内部メモリーにアクセスするのと同じように、アドレスを使ってアクセスできる。 モジュールのコントロールも、モジュール上のレジスターの値を(メモリーに書き込むように)変えてやって行う。