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2020年度:実験

データの取り方

ADC-SiTCP

  • データを保存したいディレクトリに移動
  • ADC-SiTCPの初期設定(電源を入れた後に一度だけ実行)
    • /home/p220/DAQ/ADC-SiTCP/src/setting_test.conf を編集する。編集の方法はたくさんあるが、例えばemacsを使うとすると $ emacs /home/p220/DAQ/ADC-SiTCP/src/setting_test.conf で編集できるはず。
    • $ /home/p220/DAQ/ADC-SiTCP/bin/trigger_setting /home/p220/DAQ/ADC-SiTCP/src/setting-test.confで設定を送る。
    • もちろん相対パスでも(の方が)よい
    • setting_test.conf (名前は自由に変えて良い) の書き方
      • 1行目:ADC-SiTCPのIPアドレス
      • 2行目:外部トリガーをかける場合はIN1/IN2のどちらかを指定する。セルフトリガーの場合はAND/ORを指定。
      • 3行目:トリガーを立ち上がりにかけるか立ち下がりにかけるかでUP/DOWNから選択。
      • 4行目以降:セルフトリガーを書ける場合の各チャンネルのthreshold(ADC count)。10000で無効。右の±1は立ち上り/立ち下がりで決める。
  • DAQ
    • $ ./home/p220/DAQ/ADC-SiTCP/bin/wavedump_ADCSiTCP [nevents] [filename] [record_start] [record_end] [channel_list]
      • nevents:何イベント記録するか。これは必ず必要な引数で、他にはデフォルト引数あり。
      • filename:出力されるファイル名。hogehoge.datかhugahuga.txtで。
      • record_start,record_end:0~2047から記録する範囲を選択。トリガーは1023。
      • channel_list:記録するチャンネルを羅列する。
    • 例えば 0,1,3チャンネルを使うときは $ ./../bin/wavedump_ADCSiTCP 10000 piyopiyo.dat 1000 1200 0 1 3
  • 出力ファイル
    • 列が時間、行がチャンネルを表す。
    • 1 eventごとに2行の改行が入る。

CAEN(DT5725)

  • データを保存したいディレクトリに移動
  • CAENの初期設定
    • $ emacs /home/p220/wavedump-3.10.0/Setup/WaveDumpConfig.txt
    • WaveDumpConfig.txtの書き方
      • 基本はコメントアウトされている説明を読む。以下はよく変えるところ。
      • RECORD_LENGTH:1 eventのsampling数。136,256,520,1024から選べる。
      • POST_TRIGGER:トリガーの位置。0~100の百分率から選ぶ。100%だと時刻0にトリガーがかかる。
      • PULSE_POLARITY:パルスの正負がPOSITIVE/NEGATIVE。
      • indiveisual settingのENABLE_INPUT:YESにしたチャンネルを記録してくれる。
  • DAQ
    • $/home/p220/DAQ/CAEN/bin/wavedump_CAEN /home/p220/DAQ/CAEN/wavedump-3.10.0/Setup/WaveDumpConfig.txt
      • wavedumpが立ち上がったらsで波形の取得を開始。
      • pでsingleshot、Pで連続して波形をプロットしてくれる。gnuplotのwindowでaを入力すると軸を自動で調節してくれる(すごい)。
      • wでsingleshot、Wで連続してデータをファイルに記録する。
      • sでファイルへの書き込みを終了。
      • qで終了。
      • <space>でヘルプが見れるので、分からなくなったとき、さらなる情報がほしいときは活用しよう。
  • 出力ファイル
    • デフォルトの名前はwave[channel_number].txtで、channel数分だけファイルができる。
    • eventごとの改行はない。
    • $ paste hoge huga > piyoでhogeとhugaを行ごとに結合させることができる(出力ファイル名がpiyo)。これでADC-SiTCPと同じ形のファイルにできる。
2020年度/実験.txt · 最終更新: 2023/12/15 10:00 by p22020