Cavity に microwave をかけて、静磁場の値を変化させた時に得られる崩壊数の
変化
- Cavity の両端に置いた NaI 付 PMT の back-to-back の coincidence をとる。
- 得られたエネルギー分布から、511 KeV Peak の mean と sd を求める。
- mean +/- 2*sd でカットした event の個数を崩壊数とした。
- 静磁場の値は電磁石の電流値に比例すると考え、
電流値は電源のモニター電圧を multimeter で計った。
434[mV] 付近が、共鳴曲線のピークの 5785[Gauss] に相当する。
- 電源の電流値は 1[mV] (12[Gauss]) 程度での変更が最小。
- 測定点 [mV]:
429.0, 430.9, 432.0, 433.1, 434.1,
435.1, 436.3, 437.4, 438.3, 439.4, 440.5
- 各点では 10 分間のデータ を 6 回とる (20,000 events * 6)。
これは、10 分間毎に calibration し直してることになる。
1 時間経って、その点でのデータがとれれば、次の点に移動。
- 測定開始時 17:06:20
- 測定終了時 06:01:51
- 読み落しの数を補正して、6 回の平均をグラフにした。
実験結果。
microwave による増加を抜き出したもの
理論曲線
Log Note
Positronium Hyperfine Structure
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