反応断面積の測定
ニュートリノと物質は物質の中にあるクオークや電子とWボソンやZボソンを介して反応します。
しかしクオークは単独では存在出来ないため原子の中に閉じ込められており、
更にその原子には原子同士の相互作用が働くため、ニュートリノと原子核の反応は非常に複雑になります。
これまでに様々なモデルが提唱されてきましたが、未だわかっていないことが多くT2K実験でも振動解析で一番大きな系統誤差になっています。
京都グループはINGRID検出器やスーパーカミオカンデを用いて様々な反応モードの反応断面積の解析を行っています。