Muon Monitor(MUMON)
ニュートリノビームの方向はINGRIDによって測定していますが、ニュートリノは非常に反応数が少ないため、ニュートリノビームの方向を決定するまでに時間がかかってしまいます。
ニュートリノのともに生成されるミューオンの強度、方向をモニターすることでニュートリノビームを間接的に測定するのがミューオンモニター(MUMON)です。
T2K実験においてリアルタイムにニュートリノビームの情報を得られるモニタのため、T2K実験の全期間において安定的に動作する必要があります。そこで、独立した検出器を2台並べることで、冗長性をもった検出器になっています。
現在はより大度なビームでも対応できるように新型半導体検出器の評価なども行っていま。