おまけ〜chamber間のヒットタイミング相関〜
MIPが複数のTGCを貫通する時の各TGCのヒットタイミングの相関を考える。
X5でのデータ(すべてHV3kV)
単位は[nsec]ではなく、TMC Channel。
T8ダブレット T8 -1,2
T7トリプレットその1 T71-1,2,3
T7トリプレットその2 T72-1,2,3
T6トリプレット T6 -1,2,3
- RUN1101 T8-1とT8-2のwireヒットタイミング

- RUN901 T71-1とT71-3のwireヒットタイミング

- RUN1000 T72-1とT72-3のwireヒットタイミング

- RUN4x00 T71-2とT72-2のwireヒットタイミング

- RUN500 T6-1とT6-2のwireヒットタイミング

- RUN500 T6-2とT6-3のwireヒットタイミング

- RUN500 T6-1とT6-3のwireヒットタイミング

シミュレーション
chamber A/Bを考え、20度入射muonに対し、
- A、Bのwireが重なって見える場合。
Aでmuonがwire近傍を通過→Bでもwire近傍を通過。両方とも到達時間が早い。
Aでmuonがwire遠方を通過→Bでもwire遠方を通過。両方とも到達時間が遅い。
timingは正の相関。
- A、Bのwireがずれて見える場合。
上とは逆になり、timingは逆相関。
- シミュレーション。
chamber BのwireのchamberAからのずれをshiftとする。
shift=0の原点は20°入射μからみて、A,Bのwireが重なる場合。
shift=0から0.9mmまで変化させた時のA,Bのヒットタイミング相関を見た。
- 以下シミュレーション結果。
単位は[nsec]
- shift=0mm

- shift=0.2mm

- shift=0.4mm

- shift=0.8mm

- shift=0.9mm

E-mail:
nanjyo@icepp.s.u-tokyo.ac.jp
by Hajime NANJYO