中性子放電

小型TGC

側面アクリルチェンバー(Strip付き)。 HV Gndは10kΩで上下銅面へ繋いでいた (グランドコンタクトが上下銅面であるため)が、 都合により外す。 現在はHV Gndはラックで取り、読みだしGndと同電位。	TGC側面をアクリルで作成。 耐薬品性ないので短期的用途。
ストリップ読みだし。 それぞれLinearFanIn/FanOutの50Ωを介して読みだしGndへ落ちる。	ストリップ周囲とグランドコンタクト部を ハンダづけし、読みだし基板グランドへおとす。
ストリップと反対のWindowサイド。 こちら側のカーボンのグランドがここへ落ちている 銅面からオシロの50Ωを介し、読みだしGndへ落ちる。	wireの読みだしはそれぞれLinearFanIn/FanOutの 50Ωを介し読みだしGndへ。

現状

• 90Srでも252Cfでもavalancheはstrip、window sideとも
  カソードシグナル出る。
• 252Cfをstrip sideから当てても、window sideから当てても、
  100発中100発strip sideからしか放電シグナルは出ない。
• 1.4mmギャップを保証する放電よけ付き基板に対し、
  window sideとstrip sideの上下を逆転しても同様。
  つまり1.4mmギャップを保証する放電よけ付き基板に対して、
  カソード放電シグナルが見える向きが決まっている。
• カーボン面がグランドへ落ちていることは確認。
  カーボン面はそれそれstrip siedとwindow sideの銅面へ落ちているはず。
  この銅面をそれぞれうかした場合とグランドへ落した場合のガス増幅を比較した。
• ストリップによる放電箇所はソース下のストリップ。
  決して端のストリップではない。
• アクリルを通して放電の光を観測。以下参照。
• カソード放電シグナルの向きが偏るのは依然謎。(2002.3.22)

放電光の観測

• HV=3.4kV。CO2:n-pentane=55:45。
• window sideを上にして、上から252Cfを照射。
  放電シグナルは全てstrip side、つまり下へ出る。
• デジカメの動画撮影で記録し、コマを取り出す。
  一つの放電が映るのはは1コマ分のみ。
• 画像を落してeffectを掛けると良く分かる。

部屋を暗くして撮影。	同左。2個目の放電。
やや部屋を明るくして撮影。	同左。2個目の放電だが暗い。
同上。3個目。