サイクリング to 霞ヶ浦 (2005.5.3) ●出発 --- KEK(12:15) 〜[東大通]〜 西大通入口 --- 連休中に自転車で少し遠出をしたいと思っていたので出発。 体力の回復に必要な時間を見込んで連休の初日を選んだ。 もう少し早く出発するつもりだったのだが、起きるのが遅れて昼過ぎに出発。 腹が減っては戦はできぬ、ので、まずは腹ごしらえ。 サイゼリアでハンバーグとライス。腹持ちのよさそうなものを選んでおく。 その後西大通入り口の交差点から東へ向かう。とりあえず目標、霞ヶ浦。 ●秘密基地 --- 西大通入口 〜[県道53]〜 小田城跡(13:00) --- 近くに城跡があるらしいので、まずはそれを見に行く。 県道53を東へ進むといきなり長い下り坂。帰りが不安。 途中で県道から北に向かうとつくばりんりんロードという自転車道を発見。 これをしばらく行ったところで城跡も発見した。 小田城跡、といってもちょっとした土盛りがある程度。 子供の基地にちょうど良さそうな雰囲気だ。 とりあえず何とかは高いところに登る原理で土盛りの頂上へあがる。 何も無いので降りてくると、向こうから外人がやって来た。 この城についての説明文が書かれている石碑を眺めている。 せっかくなので話してみる。ルーマニアから筑波大へ留学しているらしい。 石碑の説明を英語で話す。彼は少し漢字が分かるようだ。 ひらがなよりも漢字の方が文字に意味があって分かりやすい、と言っていた。意外だ。 石碑によるとこの城は鎌倉時代から400年ほど続いたという。 思っていたよりずっと古い城らしい。ほかに堀の跡などの遺構がある。 他にも少し話した後、お互いサイクリングに戻る。(向こうもサイクリング中だった。) ●りんりん --- 小田城跡 〜[つくばりんりんロード]〜 土浦(14:20) --- 城跡からはつくばりんりんロードで土浦へ向かう。 この道は自転車/歩行者専用で直線的で平坦と、自転車道としては最高の環境。 広い田んぼの中を気持ちよく走る 途中には休憩所もあっていたれりつくせりだが、休憩所が駅のプラットホームっぽい。 どうやらこの"つくばりんりんロード"、元は鉄道だったらしい。 直線的で平坦なのも納得。 10km程の行程を気持ちよく走って土浦市街へ。りんりん終点はなんかあっけなかった。 ●意外に街 / 初霞ヶ浦 --- 土浦駅 〜 土浦港 〜 土浦運動公園(15:00) --- とりあえず土浦駅へ行ってみると、駅前は思ったより大きい。 もっと小さい街を想像していただけに少しびっくり。 駅の観光案内で地図をもらって土浦港へ行ってみる。 琵琶湖の大津港に比べると土浦港はこじんまりしている。遊覧船の大きさも小さい。 とはいえ、はじめて見る霞ヶ浦に少し感動。 そんなに大きい湖という印象ではないが、琵琶湖と比べるのがいけないのかもしれない。 ここで第一目標は達成したので次の目標を考える。 少し南に阿見飛行場がある。その南には牛久大仏がある。これらにしよう。 遊覧船を見送って僕も出発。 湖沿いにしばらく走ると遠くに風車が見えてきた。近づくとどうやら公園になっているようだ。 せっかくなのでここで小休憩。連休だけあって公園は親子連れやカップルでにぎわっていた。 一人で自転車でやって来た僕は少し浮いていたかも。 ●二兎を追うもの --- 土浦運動公園 〜[国道125]〜 防衛庁試験場 〜[阿見町の迷路]〜 阿見坂下 --- まずは阿見飛行場を目指し、土浦運動公園からは国道125号で東へ向かう。 が、地図を読み間違ったらしくどこかよく分からない。 よく分からないままに国道125を離れて丘陵地帯へ。 少し探し回ったが見つからず、あきらめて大仏を目指すことにする。 南(と思しき方向)へと走っていくが、やはり道がよく分からない。 そうこうしているうちに、徐々に陽が傾いてくる。 丘陵のアップダウンは徐々に体力を奪っていく。 と、小山の向こうに白い仏像が小指くらいのサイズで見えた。 多分あれだろう、と思うが、残り時間を考えて今回は退却。 結局飛行場と大仏という2つの目標は達成されずに終わった。 で、帰ろうと思ったのだが、相変わらず道が分からない。 太陽の位置から方角の見当をつけて山勘でルートを選ぶ。 不安の中しばらく走ると…見覚えのある場所に出た。 予想とはかなり違う場所だったが、とにかくも安心する。 ●帰途 --- 阿見坂下 〜[国道125]〜 土浦市街 〜[つくばりんりん, 県道53, 東大通]〜 KEK(18:15)--- "自転車の高速"つくばりんりんロードを使うため、一旦土浦駅へ戻る。 その後はりんりんを快走…と言いたいところだが、さすがに疲れが出始めた。 ここは無理をせずスローペースでのんびり帰る。 そして県道53に戻った所で、序盤の下り坂が上り坂になって牙をむく。 疲れているところに上り坂は厳しいが、ふらふらと登りきる。 その後は楽にKEKへ帰還。 ●後日譚と教訓とまとめの感想 1. つくばりんりんロードは自転車の高速道路。非常に便利。北にも伸びている。 2. 阿見飛行場、あと数百メートルの所まで行っていた。くやしい。 3. 自転車で丘陵地を迷うのはあまり幸せな体験とは言えない。体力と時間を急速に失う。 4. 簡単な地図は持っていたのだが、自転車にはやっぱり市街図が必要。 5. ということで地図を買いに行こう。