神岡見学 @ 2006.Apr.15 == プロローグ == 京大高エネルギー研究室のカミオカンデ見学に参加させてもらった。 KEKから直接富山へ。HyoSangも一緒に行くことに。 Mishaが参加できなくなったのが残念。 富山10:30という時点で一泊を覚悟していたが、ネットで調べてみると 日帰りできるプランを見つけてしまった。 一泊すると費用が馬鹿にならないので日帰りでの旅行を計画。 その結果、つくばを朝の5時に出発というかなり厳しいプランになってしまった。 == 大移動劇 開幕 : KEK(5:15)〜つくば(5:42)〜上野(6:46) == 予定ではKEKを5:10のつもりだったが、5分弱遅くなってしまった。 この強行スケジュールはどこで失敗しても破綻するので、 かなり焦ってつくば駅へ向かう。 だが朝のつくば市街は車が少なく、余裕でセンターに到着。 朝のつくばエクスプレス(TX)は乗客も少なくて快適。 景色を楽しみつつ、HyoSangと雑談。 北千住で乗り換え(TX→常盤線)。 切符を買おうとしたら、みどりの窓口が開いていなかった。 やや誤算。とりあえず上野まで買って列車に乗った。 == 古典的な勘違い : 上野(7:06)〜越後湯沢(8:12) == 上野駅のみどりの窓口で行きの切符を購入。 新幹線は自由席。特急はくたかは指定をとった。 それにしても、"高山本線の猪谷まで" で一発で通じたのには驚いた。 猪谷駅、ひょっとして有名? 一応乗り換え駅ではあるが… あるいは上野駅の駅員、只者ではない。 上越新幹線に乗るのは初めて。少しわくわくしながら上越新幹線のホームへ移動。 切符も無事買えて少し落ち着いた所に新幹線到着… あ、自由席が埋まってる! なんで?? ………上越新幹線が東京始発に(だいぶ前に)変わっていたのを忘れてた。 ラッキーな事に、何とか連続する空席を発見して座る事ができた。 危うく早朝から立って移動になる所だった。いきなり大ボケ。 上越新幹線はひたすら関東平野を走る。最後の最後にトンネル。 長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった。(お約束) == スキー客とトンネル : 越後湯沢(8:20)〜富山(10:14) == 越後湯沢は日本海からは大分離れた山の中。 日本有数の豪雪地帯だけあって、雪がたっぷり残っていた。 スキー板を担いだ客にまじってここで下車&乗り換え。 越後湯沢からは特急はくたかで富山まで移動。 車内販売で朝食にしようと思ったが、販売は直江津からとの事。 しばしおあずけを食う。 越後湯沢から直江津までは北越急行(ほくほく線)という新線を通る。 田舎の景色に全く合わない高規格な路線。列車もかなりのスピードで走る。 ただ、この区間は基本的にトンネルの連続。耳が痛くなった。 直江津を過ぎると普通の線路になる。 車内販売で鮭といくらのお弁当を食べる。おいしかった。いくら大好き。 列車は海岸線をひた走って富山駅へ。 == 田舎勝負 : 富山(10:31)〜茂住(11:34) == 富山で京都からの本隊と合流。無事に合流できてよかった。 はじめての路線ばかりでかなり不安だったが、もう安心。 ここからは高山本線で猪谷へ。 この路線はかなりローカル。和歌山線(僕の地元路線)といい勝負。 人数が多く、遠足な雰囲気になってくる。楽しい。 猪谷駅で神岡鉄道に乗り換え。 田舎度合がさらにぐっと上がり、ついに和歌山線を上回った。 列車もディーゼル車に変わる。 渓谷の景色を楽しんでいると、あっという間に茂住へ到着。 == 前衛アート : 神岡見学 == 茂住からは車で鉱山へ移動。 人数に対して車のキャパシティが微妙。パズル的に乗車した。 早く"小さい人"のグループに入れるようになりたい。 坑道の入口でヘルメットをかぶって車で中へ。 坑道は水浸しだった。春は雪解け水でこうなるらしい。 そう時間もかからずに、SK前に到着。 中に入る前に、埃を出さないように全身を覆う作業着に着替える。 HyoSangが間違ってSサイズを着て苦戦。Lサイズが見つかってよかった。 着替えた先へすすむと足元に穴。穴の向うは黄色い丸がびっしり。 写真でみたような絵にうれしくなる。のぞき込むとひたすら丸。 シュールレアリスムか前衛芸術といった感じ。奇妙だ。 ゴンドラでタンクの中にも入れてもらった。 ひたすら周囲が丸。たくさんの目で見られている感じがして不思議な気分。 途中からはスケール感が無くなって、さらに奇妙な感じ。 とにかく不思議空間だった。 # そしてouter vetoカウンタが見られたのも良かった。 # あんな風についていたのか。 == そしてまた移動〜暇潰し : 茂住(14:40)〜富山(15:54)〜富山(16:56) == 見学が終って茂住駅へ。また長い移動が始まる。 田舎の雰囲気を楽しんでいると、ほどなく富山に到着。 京都組とはここでお別れ。 富山では特急が来るまで1時間待ち。 途中下車してHyoSangとどうやって時間を潰すか相談。 結局、近くにありそうな富山城を見に行く事に。 富山城は桜満開。出店もあって賑わっていた。 時間に余裕がなかったのでお城は外から見ただけ。 でも桜と城のコントラストは美しい…… と思ったら、堀を掘り返して工事中。 こんな最高の季節に工事をするとは…最悪だ。 微妙な気分で駅に戻って列車に乗る。 == 鱒寿司 : 富山(16:56)〜越後湯沢(18:52)〜上野(20:06) == 帰りは"越後湯沢が終点"という安心感から熟睡。 北陸道の難所で有名な親不知も気づかずに過ぎてしまった。 越後湯沢到着の30分くらい前に車内販売で夕食。 鱒寿司を買って食べる。ボリューム満点。おいしい。カロリー700kcalと最高。 越後湯沢からは新幹線。こちらも"最悪でも東京駅"という安心感から熟睡。 == 帰還 : 上野(20:24)〜北千住〜つくば(21:28)〜KEK(22:00) == 帰りのTXは座れずにほとんど立っていた。 かなり疲れながらもつくば駅到着。駅からは車でKEKへ。 楽しかった。お疲れ様でした。 ツアーをコンダクトをして頂いた中家さんに感謝します。 以下、旅行計画表。 ===================================================== Apr 15th(Sat) 5:15AM @ E391a booth, 4th building ===================================================== Travel cost is 26,340 yen. My mobile phone number is 090-xxxx-xxxx. Precise schedule is shown below, Apr 15th (Sat) 5:15 E391a booth @ 4th building | (car) 5:30 Tsukuba Sta. 5:42 | (Tukuba Express) 6:24 Kitasenju Sta. 6:35 | (JR Joban Line) 6:46 Ueno Sta. 7:06 | (Shinkansen "Toki 303") 8:12 Echigo-Yuzawa Sta. 8:20 | (Ltd. Express "Hakutaka 2") 10:14 Toyama Sta. 10:31 | (JR Takayama Line) 11:15 Inotani Sta. 11:26 | (Kamioka Railroad) 11:34 Mozumi Sta. (car) [Lunch] 12:00 === SK Tour === 14:00 (car) Mozumi Sta. 14:40 | (Kamioka Railroad) 14:48 Inotani Sta. 15:09 | (JR Takayama Line) 15:54 Toyama Sta. 16:56 | (Ltd. Express "Hakutaka 19") 18:52 Echigo-Yuzawa Sta. 19:00 | (Shinkansen "Max Toki 344") 20:06 Ueno Sta. 20:24 | (JR Joban Line) 20:35 Kitasenju Sta. 20:47 | (Tsukuba Express) 21:28 Tsukuba Sta. 21:30 | (car) 22:00 KEK メモ -2. 遅刻(5分)→危険 でも朝は大丈夫 -1. 駐車場一日2200円。高い。さらに、近くに1500円があって悔しい。 0. TXの朝はよい感じ 0.3 北千住ではみどりの窓口があいていなかった。 0.5 上野の切符売場の人はすごい ←猪谷駅を普通に知っていた 1. 上越新幹線は東京始発だった。 (自由席で乗って危ない思いをする) 2. 上越新幹線は乗車時間が短い →寝られない 3. 越後湯沢はまだまだ雪が残っていた 3.1 でも道は大丈夫。 3.2 北越急行(ほくほく線)は実は高規格鉄道 ただしトンネル多し。耳がいたくなる 3.3 特急の車内販売は直江津から。待ち。 3.5 車内で朝食。鮭といくら弁当。いくら大好き。 4. 富山駅の小ささに驚く。 5. 高山本線は和歌山線といい勝負に田舎 6. 神岡鉄道で和歌山線を上回る田舎へ 7. SKはヘルメットをかぶって坑内へ 8. タンクは前衛芸術みたい 9. 中に入っていくと途中から景色の変化がなくなる 10. 中尾さん家族おおはしゃぎ 11. 地味にvetoカウンタが見られたのがよかった。 12. これから長い帰路だ。 13. HyoSangが写真を撮りはじめた。 14. 富山駅で待ち時間が1時間 15. 富山城を見に行く。時間的にすこしドキドキ。 16. 富山城は桜がきれいだった。 この時期に工事はあり得ない。 14. 帰りはかなり寝た。 15. 親不知は異様な風景。でもほとんど見られず。 ←高速道路が海にせりだしている 16. 越後湯沢到着30分前に車内販売で夕食。 鱒寿司。おいしくてボリューム満点。しかも700kcal。すばらしい。 17. 新幹線もやっぱり寝る。最悪でも東京駅という安心感。 18. TXで帰還。