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物理:歴史 [2023/06/17 16:32] kawaue [1956年 $\nu$の発見] |
物理:歴史 [2023/06/27 16:17] (現在) kawaue [1937年 $\mu$の発見] |
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| ====1895年 X線の発見==== | ====1895年 X線の発見==== | ||
| RöntgenによりCrookes管および類似の装置(Hittorf管・Lenard管)から2 m離れた蛍光物質を感光させる不可視の光線が放射されていることが発見された。\\ | RöntgenによりCrookes管および類似の装置(Hittorf管・Lenard管)から2 m離れた蛍光物質を感光させる不可視の光線が放射されていることが発見された。\\ | ||
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| ====1897年 電子の発見==== | ====1897年 電子の発見==== | ||
| 当時、陰極線を粒子の集団と解釈するか波動と解釈するか論争がなされており、この年J.J.Thomsonは陰極線が粒子のような性質をいくつか示すことを報告した。その代表的なものは電子の質量と電荷の比の測定である。磁場をかけた時の陰極線の曲率から$\frac{mv}{e}$を、陰極線を照射した物質の温度上昇から導かれた運動エネルギー、もしくは電場をかけた際の加速の様子を調べることによって$v$を求めた。\\ | 当時、陰極線を粒子の集団と解釈するか波動と解釈するか論争がなされており、この年J.J.Thomsonは陰極線が粒子のような性質をいくつか示すことを報告した。その代表的なものは電子の質量と電荷の比の測定である。磁場をかけた時の陰極線の曲率から$\frac{mv}{e}$を、陰極線を照射した物質の温度上昇から導かれた運動エネルギー、もしくは電場をかけた際の加速の様子を調べることによって$v$を求めた。\\ | ||
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| ====1898年 荷電放射線($\alpha$線・$\beta$線)の発見==== | ====1898年 荷電放射線($\alpha$線・$\beta$線)の発見==== | ||
| Ernest Rutherfordによってウラン鉱石から生じる$\alpha$線と$\beta$線が発見された。 | Ernest Rutherfordによってウラン鉱石から生じる$\alpha$線と$\beta$線が発見された。 | ||
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| ====1900年 $\gamma$線の発見==== | ====1900年 $\gamma$線の発見==== | ||
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| ====1932年 陽電子の発見==== | ====1932年 陽電子の発見==== | ||
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| Andersonによって霧箱中に陽電子の飛跡が発見される。 | Andersonによって霧箱中に陽電子の飛跡が発見される。 | ||
| 霧箱中の鉛を通過する飛跡をみると、そのエネルギーロスによる磁場中での曲がり方の変化から粒子の運動の向き=電荷がわかる。 | 霧箱中の鉛を通過する飛跡をみると、そのエネルギーロスによる磁場中での曲がり方の変化から粒子の運動の向き=電荷がわかる。 | ||
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| ====1937年 $\mu$の発見==== | ====1937年 $\mu$の発見==== | ||
| - | Andersonによって宇宙線ミューオンが原子核乾板によって発見される。 | + | Andersonは霧箱を用いて、宇宙線中に貫通力が高いがエネルギー損失の小さい粒子 = 陽子より軽く、電子より重い粒子(ミューオン)を発見した。\\ |
| - | ただし当時これは$\pi$だと思われた。 | + | [[https:// |
| + | ただし当時これは$\pi$だと思われた。しかし、その性質が調べられると$\pi$にしては長い寿命[[https:// | ||
| + | Variation of the Rate of Decay of Mesotrons with Momentum", | ||
| - | I.I.Rabi「誰がこんなもの注文したんだ。」 | + | I.I.Rabi「Who ordered that?」 |
| 疑問: | 疑問: | ||
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| ====1947年 $\pi^{\pm}$の発見==== | ====1947年 $\pi^{\pm}$の発見==== | ||
| - | Powellによって$\pi$が$\mu$に崩壊する様子が原子核乾板で発見された。 | + | Powellによって$\pi$が$\mu$に崩壊する様子が原子核乾板で発見された。\\ |
| - | らの実験により、1937年に見つかった$\pi$粒子? | + | [[http:// |
| どの写真を見ても$\mu$の飛跡はほとんど同じ長さだった(=エネルギーが単一)ので、$\pi$の崩壊は2体崩壊だとわかった。 | どの写真を見ても$\mu$の飛跡はほとんど同じ長さだった(=エネルギーが単一)ので、$\pi$の崩壊は2体崩壊だとわかった。 | ||
| 行 60: | 行 63: | ||
| 宇宙線の中からV字の飛跡が発見された。これは$K^0$の弱い相互作用による崩壊である。 | 宇宙線の中からV字の飛跡が発見された。これは$K^0$の弱い相互作用による崩壊である。 | ||
| ====1956年 $\nu$の発見==== | ====1956年 $\nu$の発見==== | ||
| - | 原子炉からの$\overline{\nu}_e$を直接観測した。 | + | ニュートリノの存在は、$\beta$線の連続スペクトラムから示唆されていた。(or エネルギー保存を諦める)\\ |
| - | $\beta$崩壊のスペクトラムから存在が示唆されていた。 | + | Cowan, Reinesが原子炉からの$\overline{\nu}_e$を直接観測した。逆$\beta$崩壊(Inverted Beta Decay)の終状態粒子$e^+$と$n$のcoincidenceを取ることで同定。 |
| - | 逆$\beta$崩壊の終状態粒子$e^+$と$n$のcoincidenceを取ることで同定。 | + | 陽電子は511 keVの$\gamma$線、$n$はCd($\mathrm{CdCl_2}$を水に溶かしている)に捕獲された後の遅延$\gamma$がシグナル。→IBD検出の仕組みはSKと同じ |
| - | 陽電子は511 keVの$\gamma$線、$n$はCd($\mathrm{CdCl_2}$)に捕獲された後の遅延$\gamma$がシグナル。 | + | |
| ====1962年 $\nu$が2種類あることの発見==== | ====1962年 $\nu$が2種類あることの発見==== | ||
| 行 71: | 行 73: | ||
| ====1969年 陽子の内部構造の発見==== | ====1969年 陽子の内部構造の発見==== | ||
| + | パートン | ||
| ====1974年 $c~(J/ | ====1974年 $c~(J/ | ||
| + | 二つの実験で同時に発見された | ||
| ====1975年 $\tau$の発見==== | ====1975年 $\tau$の発見==== | ||
| $e-e^+$衝突実験で生成。 | $e-e^+$衝突実験で生成。 | ||
| 行 87: | 行 89: | ||
| ====1977年 $b~(\Upsilon)$の発見==== | ====1977年 $b~(\Upsilon)$の発見==== | ||
| + | 基底状態$\Upsilon(1S)$はBメソン二つよりも軽い。 | ||
| + | Bファクトリーでは4Sを使う。 | ||
| ====1979年 グルーオンの発見==== | ====1979年 グルーオンの発見==== | ||
| + | 3 jets | ||
| ====1983年 $W, | ====1983年 $W, | ||
| LEP | LEP | ||
| + | |||
| + | ちなみにT2KのNear Detectorで使っているマグネットはこの実験で使われていたもの。 | ||
| ====1995年 $t$の発見==== | ====1995年 $t$の発見==== | ||
| テバトロン | テバトロン | ||