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物理:メモ:答え [2023/09/13 14:21] kawaue 作成 |
物理:メモ:答え [2025/02/02 09:58] (現在) kawaue |
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| ===物質中の荷電粒子の反応について=== | ===物質中の荷電粒子の反応について=== | ||
| - Bethe-Blochの式について | - Bethe-Blochの式について | ||
| - | - 低エネルギー側で増大する理由を述べよ。 | + | - 粒子の速度が遅くなり、物質と反応する時間が伸びるから。 |
| - | - 高エネルギー側で増大する理由を述べよ。 | + | - 相対論的効果により、時間が伸びるから。 |
| - | - 電子についてBethe-Blochの式に変更が必要な理由を述べよ。 | + | - 物質との反応=電子との反応であり、重い粒子が物質中を通過するという仮定が崩れるから。 |
| ===$\pi$中間子について=== | ===$\pi$中間子について=== | ||
| - | - $\pi^\pm$について([[http:// | + | - $\pi^\pm$について |
| - | - ほとんど$e\nu$に崩壊しない理由を述べよ | + | |
| - | | + | - $\frac{\bar\nu}{\nu}\approx10^{-4}$ |
| - $\pi^0$について | - $\pi^0$について | ||
| - | - Sutherland-Veltmanの定理を調べた上で | + | - $\pi^0\rightarrow2\gamma$の崩壊確率は低エネルギーで0 |
| - $\pi^0\rightarrow2\gamma$のダイアグラムをかけ。 | - $\pi^0\rightarrow2\gamma$のダイアグラムをかけ。 | ||
| - $\pi^0\rightarrow e^-e^+$の崩壊はほとんど存在しない理由を答えよ。 | - $\pi^0\rightarrow e^-e^+$の崩壊はほとんど存在しない理由を答えよ。 | ||
| 行 19: | 行 19: | ||
| ===K中間子について=== | ===K中間子について=== | ||
| - | - CroninとFitchが発見したCP対称性の破れについて説明せよ。 | + | - $K_S$と$K_L$は$K_1^0$と$K_2^0$の混合である(間接的CP対称性の破れ)。 |
| - | - チャームクォークの存在はどのような実験事実から予言されたか。 | + | - FCNCの微妙な存在。 |
| - | | + | - CP$\approx$-1の状態からCP=1の状態に遷移するから($\pi^0$は$2\gamma$になるから$\gamma$のC=+1を考えるとC=+1で、擬スカラーなのでP=-1。$\nu\bar\nu$は中性なのでC=+1、フェルミオン対なのでP=-1。よって全体でCP=+1)。$K_L\approx K_2^0= K^0-\bar K^0$だから。 |
| - | | + | |
| ===B中間子について=== | ===B中間子について=== | ||
| 行 33: | 行 32: | ||
| ===$W, | ===$W, | ||
| - | - Wの崩壊分岐比と、そのようになる理由を述べよ。 | + | - 1/ |
| - | - Zの崩壊分岐比と、そのようになる理由を述べよ。 | + | - 素朴には各チャンネルに1/ |
| - | - ニュートリノが3世代しか存在しない根拠を述べよ。 | + | - Zボソンの崩壊分岐比より |
| - | - クォークが3世代しか存在しない根拠を述べよ。 | + | - anomalyがcancelするにはクォークとレプトンの世代は同一でなければならない。 |
| ===ニュートリノについて=== | ===ニュートリノについて=== | ||
| - | - ニュートリノはどのように発見されたか、同定の方法を含めて述べよ。 | + | - $e^+$と$n$のcoincidence。$n$はCdからの遅延$\gamma$ |
| + | - 崩壊が必ず$\nu_\tau$を伴うこと。(2000年のDONUTが$\nu_\tau$の" | ||
| - ニュートリノと物質の反応について | - ニュートリノと物質の反応について | ||
| - ~GeVではどのように反応するか | - ~GeVではどのように反応するか | ||
| 行 46: | 行 46: | ||
| ===CMBについて=== | ===CMBについて=== | ||
| - CMBの温度が2.7~Kとはどういう意味か述べよ。 | - CMBの温度が2.7~Kとはどういう意味か述べよ。 | ||
| - | - C$\nu$BはCMBよりも先にdecoupleしたにも拘らず、CMBよりも温度が低い。この理由を述べよ。 | + | - 光子の数が多く分布の裾に13.6 eVを超えている光子がたくさんあるから。 |
| + | - CMBは$e^-e^+\rightarrow2\gamma$であったまるから(エントロピー輸送)。 | ||
| ===ハドロンコライダーについて=== | ===ハドロンコライダーについて=== | ||
| - | - テバトロンは$p\bar p$、ATLAS, | + | - $q\bar q$を見ているか$gg$を見ているかの違い。 |
| - $pp\rightarrow H \rightarrow2\gamma$のダイアグラムをかけ。 | - $pp\rightarrow H \rightarrow2\gamma$のダイアグラムをかけ。 | ||
| ===レプトンコライダーについて=== | ===レプトンコライダーについて=== | ||
| - | - Belleの検出器が左右非対称な理由を答えよ。 | + | - 生成物をブーストするため。(短い寿命を測る場合は飛行距離を測る方が楽) |
| - ILCの | - ILCの | ||
| - 計画当初の重心系エネルギーが500~GeVであった理由を述べよ。 | - 計画当初の重心系エネルギーが500~GeVであった理由を述べよ。 | ||
| - | - 250~GeVの場合の利点を答えよ。 | + | - HZ生成の断面積が最大になる。 |
| ====T2K基礎問題集==== | ====T2K基礎問題集==== | ||
| 行 64: | 行 65: | ||
| ===ND280について=== | ===ND280について=== | ||
| - | - ND280の必要性を述べよ。(例えば、太陽ニュートリノや大気ニュートリノの振動を測定する実験には前置検出器は存在しない) | + | - ニュートリノビームのフラックスを精度良く理解できていないから。 |
| - | - 2022年に解体されたP0D検出器はなぜ必要であったのか(また、なぜ不要になったのか)述べよ。 | + | - $\pi^0$生成がBGになるから |
| ===ニュートリノ反応について=== | ===ニュートリノ反応について=== | ||
| - | - 4元運動量移行$Q^2$についての微分断面積が、$Q^2$の小さい領域で落ち込む理由を答えよ($Q^2$が小さい=かすっただけ散乱なので、断面積は大きいはず)。 | + | - |
| + | - | ||
| + | - pauli blocking。 | ||