TChain:同じ形式のTreeが入った複数のrootfileを読み込んで、Treeを連結する


同じ形式のTree(Treeの名前も、中の変数の種類も同じ)を持ったrootfileが複数ある場合、それらの統計を足しあわせて、1つのTreeとして扱いたいことがある。
例えば、同じ"tree"という名のTreeを持つ2つのrootfile"data1.root","data2.root"がある場合、この"tree"をまとめて"tree2"というTreeを作るには、

TChain* tree2=new TChain("tree")
tree->Add("data1.root")
tree->Add("data2.root")

とすればよい。新しく作った"tree2"は、中の変数などはもとの"tree"と同一で、"tree"と全く同等に扱える。3つ以上のrootfileを繋げる場合も同様にAddしていけば良い。