課題演習A1

担当教官
実験中家、TA(増田、高橋)[高エネルギー物理学研究室]
理論福間、吉岡、吉田[素粒子論研究室]

「素粒子の基本相互作用 - 量子電磁力学 -」

量子電磁力学(QED)は20世紀初頭に定式化されて以来、 多くの素粒子理論形成の指導原理になっている。
本演習ではQEDの理論的学習を行うとともに、光子-電子の相互作用、 QED又は弱い相互作用を通した粒子の崩壊、 ディラック粒子の磁気能率などを測定することを通して、 素粒子の相互作用の理解を深める。 また、素粒子物理学の基礎的な実験手法について、 装置を組み立て、データを収集し、解析し、結果を出す 一連のプロセスを経験することで、素粒子実験に 必要な基礎技術を習得する。


A1メンバーと実験テーマ
2009年度 後期植松祐輝、久保善嗣、佐野友彦、関繁人、水谷圭吾
『μの寿命とg因子の測定』(A1活動報告)
レポート[PDF]
発表資料[PDF]
前期小形悠、合田幸平、佐藤芳紀、下林俊典、安元智司
『μ+の寿命・g因子の測定』
レポート[PDF]
発表資料[PDF]
2008年度 後期川本道久、中村悠介、野村紘一、比田勝翔、平木貴宏
『オルソポジトロニウムの寿命測定』
レポート[PDF]
発表資料[PDF]
前期池田達彦、片倉正一郎、鈴木大二朗、松岡佳大、村瀬健太
『オルソポジトロニウムの寿命測定』
レポート[PDF]
発表資料[PDF]
2007年度 後期岡村和弥、小野田秀樹、川口維男、高橋将太、新居慶太
『μの性質に関する実験』
レポート[PDF]
前期池田達哉、 許金祥、 下澤雅明、 田中慎一郎、 福田泰高
『対消滅からの2γ、3γの比と、ortho-Ps寿命の測定
レポート[PDF]
これまでのA1/A2の実験内容はこちら


課題演習A2

担当教官
実験中家、TA(河崎、鈴木)[高エネルギー物理学研究室]
理論福間、吉岡、吉田[素粒子論研究室]

オルソポジトロニウムの寿命測定

本演習では、電子(粒子)と陽電子(反粒子)の相互作用を主題に、素粒子実験を行う。電子と陽電子の束縛状態はポジトロニウムと呼ばれ、これにはスピン1重項状態であるパラポジトロニウムとスピン3重項状態であるオルソポジトロニウムの2種類の束縛状態が存在する。本演習の流れとして、まず素粒子実験に必要な基礎技術、装置の使用法を習得し、そして本実験では、これら実験技術を踏まえた上で、オルソポジトロニウムの寿命測定を行い、量子電磁気学(QED)によって与えられる理論値との整合性の有無を確かめ検証を行っていく。


A2メンバーと実験テーマ
2009年度 後期安達勇一、古村翔太郎、新谷俊了、杉下宗太郎、富上皓介
「オルソポジトロニウムの寿命測定」(A2活動報告)
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前期宇田拓史、江川弘行、菊池悠、栗村朋、橋本敏和
『オルソポジトロニウムの寿命測定』
レポート[PDF]
発表資料[PDF]
2008年度 後期足立安比古、石川洵、大畑和生、浜直史
『静磁場を用いたpara-positroniumの寿命の間接測定』
レポート[PDF]
発表資料[PDF]
前期上田仁彦、阪上大地、高橋翼、長尾悠人、山本隆太
『Einsteinは正しいか? ~EPRパラドックスを検証する~』
レポート[PDF]
発表資料[PDF]
2007年度 後期大西隆雄、千秋義紀、利根川翔、畠山雄気、薮中俊介
『アインシュタインは正しいか? -EPRパラドックスを検証する-』
レポート[PDF]
前期尾上わか奈、角田智幸、服部泰佑、浜口直孝、村上亮
『確率現象をめぐって
レポート[PDF]
これまでの A1/A2の実験内容はこちら


役に立つ資料集