目次

日記

進捗など

ーーーー2021/11/02(成川)ーーーー

情報収集、なになにほげほげした。

疑問

*これまでのset upで0,180度散乱見えていたのはなぜ?(メラーの後mott?)

今後やること
真空槽周り

*多重散乱のmott scatterringの効果どうcancel? *メラーの角度分布計算 (ライトガイド設計などに必要)(どのくらいの電子打ち込むべき、コリメーター、磁性体の大きさ(磁性体)) *ライトガイドの位置と形を決める、シンチレーターどんなの使うか。 *薄膜シンチレーター 等バックグラウンド除去仕方 *地磁気

ターゲット周り

*磁化率測定(一様?) *磁化用コイル作る *電流流す・ PMT読み出す仕組み

解析に際して

*アクシデンタルイベント見積もり(mott同士など) *シンチ 較正

ーーーー2021/11/03(岩崎)ーーーー

*incident angleの許容範囲について 2003年度、線源から収束させる電子の立体角範囲(=Acceptance)は〜2% 今回は磁気レンズを使わないので、線源を直接コリメートして直接ターゲットに入射させるわけだが、カウントを稼ごうとしてコリメートを甘くするとターゲットへの衝突位置がブレる。入射軸対象だからそれほど深刻に考えなくてもいいかもしれないけれど、なるだけ収束はさせたほうがいい。 具体的なAcceptanceと許容する入射角度[0,θ](degree)は以下の通り

シンチレーターの大きさは大体半径が2.5倍の円なら今の真空槽で入る。円じゃなくてシンチレーター側を長方形にするなら10倍は稼げそう。

岩﨑がこれから考えること

ーーーー2021/11/12(岩崎) ーーーー

Geanrt4を用いた今回の実験のシュミレーターを恩田氏が作成してくた。各シンチレーターの間に電子遮蔽剤を挟んでの5億イベント(5000Bq線源24h相当)のシミュレーションの結果は概ね2003年のものと一致。真空層内での物理の理解が一気に進んだ。エネルギーが減衰したカウントは真空層内でビリヤードのように反射する電子によるものである可能性が高いが、まだ確証は得れていないので確定させる必要がある。ガンマ線はプラスチックシンチレーター内でほとんどエネルギーを落とさないので今回の測定において邪魔な電子は全て、ガンマ線に変わることを恐れずに止める必要はある。反射しにくい素材としては原子番号が低い物質の方が優秀である。従ってプラスチックのような物体で真空層金属表面を覆って反射をなるべく抑えるような構造にするのが望ましいと思われる。またこの考察の結果でBGが大きく減らせるようであれば、新たな真空層の導入などのジオメトリーの変更による統計量を増やす方法論も検討して、より正確な測定を目指したい。

ーーーー2021/12/10(岩崎) ーーーー

A2部屋より90Sr(2.3MeV)線源を長期貸出して高エネルギー研の線源保管庫に移動。線量はチェックした。問題なし 独自の言語で電圧電流制御できる電源GS610を動かしてみる。LowBatteryエラーを吐くが、問題なさそう。

ライトガイドとプラスチックシンチレーターをフランジの蓋にくっつくけた物を設計して見積もりを木川先生を通じておねがいする。

磁化測定の予備実験はまだ

シミュレーションから得られた1MeVの電子に対するメラー散乱(CMframe散乱角度-0.8<cos<0.8)のイベント獲得確率50e-8を用いてシンチレーターのエネルギー効率を考慮せずに、ベータ線の偏極率の誤差を+-0.1にするために必要な統計数を得るために必要な測定期間を算出した

ーーーー2021/12/22(岩崎) ーーーー

隅田さんにお借りしたwindowsのPCでメジャーソースユニットGS610の遠隔操作に成功。

https://tmi.yokogawa.com/jp/library/documents-downloads/software/usb-driver/

https://tmi.yokogawa.com/jp/library/documents-downloads/software/tmctl/

この二つを入れればあとはマニュアル通りに組めばできた