目次

目標

~50Gauss(=5mT)の一様な磁場を実現する.

歳差運動の角振動数は ω=geB/2m=eB/m=8.5*10^8*B[T]

よって、Δt=2μsの間の振動する回数は ω*Δt/(2π)=270*B[T]

これが1になるための磁場はおよそ B=3.7mT=37Gauss である.

これぐらいのオーダーの磁場をえたい.

進捗

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新しいものがうえになるようにしています.
鉄の案はなくなったのでwikiから削除しました.一応Dropbox のlog.txtに内容を残してあります.
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(3/15)磁場

y\x -4 -3 -2 -1 0 1 2 3 4
3 51.48 54.98 55.33 55.55 55.42 54.77 54.44 53.27 51.75
2 56.25 56.78 56.87 56.84 56.41 56.16 55.93 55.71 55.35
1 57.15 57.5 57.39 57.11 56.72 56.53 56.48 56.5 56.44
0 57.6 57.49 57.19 56.72 56.54 56.48 56.53 56.58 55.98
-1 56.66 56.78 56.66 56.48 56.39 56.34 56.35 56.31 56.12
-2 53.45 54.74 55.29 55.54 55.6 55.6 55.53 55.14 54.3
-3 50.62 51.95 53.45 53.93 54.2 54.2 54.05 53.11 51.25
y\x -4 -3 -2 -1 0 1 2 3 4
3 55.41 55.93 55.79 54.78 53.3 50.73 46.89 46.34 41.95
2 57.25 57.06 56.28 54.92 53.77 52.01 49.83 48.45 48.44
1 57.72 57.3 56.52 55.61 54.34 52.97 51.84 51.08 50.49
0 57.55 56.94 56.3 55.54 54.61 53.67 52.98 52.4 52.34
-1 57 56.57 55.94 55.24 54.58 53.99 53.45 53.05 52.73
-2 55.48 55.37 55.04 54.64 54.3 53.83 53.39 52.53 51.81
-3 52.23 53.03 53.28 53.29 53.18 52.71 52 51.51 50.12
追記(03/23)
* 磁石が外れる前の磁場の、加重平均は56.06[G].標準偏差が1.204[G],各点の測定誤差からの伝播誤差が0.07753[G]でした。
  * 申し訳ない
  * 頂いたbeam profileのsigma_x,yを用いました
追記
* 磁石が外れたあとの磁場の、加重平均は53.97[G].標準偏差が2.363[G],各点の測定誤差からの伝播誤差が0.08215[G]でした。
  * 頂いたbeam profileのsigma_x,yを用いました

(2/12)To Do List

(2/12)作成

  1. 試作機と同じ手順で、磁石を貼り付ける位置に印をつけた
  2. 3層*18個*3段になるように磁石を接着剤で貼り付けた
    1. パイプと1層,2層と3層の間は接着剤で貼り付けたが、1層と2層の間には接着剤をつけていない

1層と2層の間に接着剤を塗ったら完成. 思いの外しっかりくっついているので、1層と2層の固定はテープでもいいかもしれない.

コメント

(2/7,8,9)試作機の作成

作成手順
  1. 700mmほどの緑の養生テープを用意して、これに下の表をもとに±1mm程度の精度で印をつけた
  2. 印をつけたテープをパイプ外側に出来るだけきれいに巻きつけた
  3. 印をもとに3段積の磁石18個をパイプに青い養生テープで張り付けた
    1. このとき磁石1~9と10~18を逆向きに付けた
  4. さらに3段積の磁石18個を,上の磁石と反発したが強引に貼りつけた(2/8)
  5. さらに3段積の磁石18個を,上の磁石と反発したが強引に貼りつけた(2/9)

(注) テープを巻きつけたとき、全体の始点と終点に2mmほど余分な部分が生じた。これは印をつけるときに生じた誤差とも考えられるが、パイプの外径をJIS規格に基づいて216[mm]として計算したものとも考えられる。本番は許容差±1.3[mm]を考慮に入れるべきかもしれない。

コメント(2/7)
コメント(2/8)
コメント(2/9)

(2/6)配置と作成手順(予定)

配置

^ ^内径に巻く場合の始点[mm]^内径に巻く場合始点[mm]^外径に巻く場合の始点[mm]^外径に巻く場合始点[mm]^

全体0.000000612.6105670.000000678.584013
磁石10.00000010.0982110.0000009.992865
磁石224.20205434.30026524.20205434.194919
磁石349.73983159.83804249.73983159.732696
磁石478.81058788.90879878.81058788.803452
磁石5118.250720128.348931118.250720128.243585
磁石6560.333293570.431504560.333293570.326158
磁石7599.773426609.871637599.773426609.766291
磁石8628.844182638.942393628.844182638.837047
磁石9654.381959664.480170654.381959664.374824
磁石10339.292007349.390217339.292007349.284871
磁石11363.494061373.592271363.494061373.486925
磁石12389.031838399.130048389.031838399.024702
磁石13418.102593428.200804418.102593428.095458
磁石14457.542727467.640938457.542727467.535592
磁石15221.041286231.139497221.041286231.034151
磁石16260.481420270.579630260.481420270.474284
磁石17289.552175299.650386289.552175299.545040
磁石18315.089953325.188163315.089953325.082817
製作手順(予定)
  1. 長さ620mm(または720mm)程の養生テープを用意する
  2. 零点と零点から上に記した長さ離れた箇所に印をつける
  3. このテープをパイプの内(外)側に、全体の始点と終点が付くように貼りつける
  4. テープで印の位置に磁石を一個ずつ貼り付ける(仮止め)
  5. 接着が不十分なら、テープとパイプの間に接着剤を流し込む

(2/5) 直径200mmにおけるコサイン巻のシミュレーション

相対誤差について
磁石の個数 地点 By[Gauss] ByにおけるOとの相対誤差[%]
14 O71.0 -
- A72.52.11
- B69.22.54
18 O90.0 -
- A92.52.78
- B87.92.33
22 O107 -
- A1124.67
- B1033.74
26 O121 -
- A1274.96
- B1145.79
30 O130 -
- A1418.46
- B1207.69
22(2段積み) O67.1 -
- A70.44.92
- B64.83.43

(2/4)調達

ターゲット
パイプ

(2/4)パイプの寸法

(2/3)磁石の配置(ハルバッハ配列)

(1/29)初回見積もりのための図面

図面

https://www.dropbox.com/s/0mixmr561t2aarz/halbach.pdf?dl=0

(1/28)各残留磁化に対する磁石の形状について

 (1/21)Halbach cylinder について

結果

疑問&コメント

FEMMについて