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start:detector [2018/01/19 16:34] odagawa [Finger Counter] |
— (現在) | ||
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- | ====== プラスチックシンチレーター ====== | ||
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- | ===== クッキーについて ===== | ||
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- | 直径1mmの光ファイバーを結束するためのクッキーの設計 | ||
- | * 1ユニットが、4列x6層になり、4ユニット作成する | ||
- | * 1ユニットの片側で結束される光ファイバーは24本である | ||
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- | {{: | ||
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- | * 半径1の円にn=24配置すると、小さい円の半径は0.177となるらしい | ||
- | * 1/ | ||
- | * 余裕を見て図面での直径は7.0にしている。-の公差は0にしている | ||
- | * クッキーの外側の径は50mm、厚みは20mmとしている | ||
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- | (作成した図面) | ||
- | https:// | ||
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- | {{: | ||
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- | *11/ | ||
- | (HRはかぜのため明日11/ | ||
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- | * 寸法や公差、図面の書き方の確認 | ||
- | * 個数(今は予備1個として9個にしています) | ||
- | * 材質(ABS樹脂としていますが、色の指定もいるでしょうか。もしくは他の樹脂のほうがよかったりすれば) | ||
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- | あと、そもそもの話ですが、現在、4ユニットを重ねた厚みが24cmになるようになっています。 | ||
- | 24cmというと、50MeVを十分落とすのにギリギリという感じでした。 | ||
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- | https:// | ||
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- | 少し余裕を持たせるために、例えば一つのユニットだけ4段ではなくて5段にしてもよいかと思います | ||
- | 24cmから1cm増えて25cmになります | ||
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- | その場合、n=24からn=28になりますが、その場合の径は、1/ | ||
- | この場合でも、クッキーを特殊にしなくても、7.0+0.05mmの同じクッキーで対応できるかなと思います。 | ||
- | あるいは入りにくければ若干ヤスリで穴を広げればよさそうです。 | ||
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- | こんな感じですが、 | ||
- | 修正すべき点などがあれば伝えていただいて、早めに修正した図面を作成し、見積→発注と進めればと思います。 | ||
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- | (以上、11/ | ||
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- | 11/ | ||
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- | https:// | ||
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- | ====== 検出器周辺 ====== | ||
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- | ===== 検出器を設置する台 ===== | ||
- | * NaI用の台を試作してみました。上面に板を置いてその上に検出器を置きます。 | ||
- | {{: | ||
- | * プラシン用の台はこんな感じでしょうか(ファイバーは描けていません、、、)。手前側から電子が入射してきます。 | ||
- | {{: | ||
- | * 木の板に検出器をテープで固定し、全体を遮光シートで覆う。 | ||
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- | ===== 測定に必要な機器(持って行くもの) ===== | ||
- | * NaI用 | ||
- | - HV電源、ケーブル(9ch) | ||
- | - CAMACのモジュール(ADC、Gate/ | ||
- | - 読み出し用PC | ||
- | * プラシン用 | ||
- | - HV電源、ケーブル(8ch) | ||
- | - フラッシュADC | ||
- | - SM-Bケーブル(8本) | ||
- | - 読み出し用PC | ||
- | * 磁場制御用 | ||
- | - 電流源 | ||
- | - ガウスメータとラズパイのセット | ||
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- | =====Finger Counter===== | ||
- | * 主にNaIシンチレータについてコリメートやevent数の調節のためにFinger Counterを作成する必要がある. | ||
- | * Finger Counterは太さ数cm程度(? | ||
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- | ===大きさの見積もり(概算)=== | ||
- | * muon数は10^6 - 10^7 /s (MLF Webより) | ||
- | * Pulseは25 Hz (10月に隅田さんに伺った値) | ||
- | * よってmuon数は ~10^4 - 10^5 /Pulse | ||
- | * ざっくりとe+のエネルギースペクトルを三角形だと仮定し,最大エネルギー50 MeVの半分程度なでのe+はtargetから出てくるとする | ||
- | * 要求するmuon数を1個/ | ||
- | * 必要な立体角は16 * 10^(-4) - 10^(-5) sr | ||
- | * したがってFinger Counterの面積は上の立体角×(targetとNaIとの距離l) | ||
- | * ここでlはロシアグループの検出器(フォイル?)の大きさよりも大きいはず(~数十 cm?) | ||
- | * また,物理的制約よりlは1 m程度が上限だと思われる | ||
- | * l ~ 1 mのとき表面積は2 - 20 cm^2 -> 数cm四方 | ||
- | * l ~ 30 cm のときは0.5 cm四方 | ||
- | * 1 cm程度のものと数cmのもの,二種類用意しておけばよいか? | ||
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- | * もちろん要求するmuon数を増やせば変わるのでそのあたりは考えないといけない | ||
- | * <- ミシェルパラメータの要求がMCの結果4 - 5個/ |