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start:detector [2018/01/19 16:34]
odagawa Finger Counterについて
— (現在)
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-====== プラスチックシンチレーター ====== 
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-===== クッキーについて ===== 
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-直径1mmの光ファイバーを結束するためのクッキーの設計 
-  * 1ユニットが、4列x6層になり、4ユニット作成する 
-  * 1ユニットの片側で結束される光ファイバーは24本である 
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-{{:start:スクリーンショット_2017-11-27_21.26.20.png?400|}} 
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-  * 半径1の円にn=24配置すると、小さい円の半径は0.177となるらしい 
-  * 1/0.177=5.65mm が、最低限必要なクッキーの内円の直径になる 
-  * 余裕を見て図面での直径は7.0にしている。-の公差は0にしている 
-  * クッキーの外側の径は50mm、厚みは20mmとしている 
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-(作成した図面) 
-https://www.dropbox.com/s/n6jn67glesqmbfj/cookie_2017P2.pdf?dl=0 
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-{{:start:スクリーンショット_2017-11-27_22.25.08.png?400|}} 
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-*11/28日に確認してほしいこと 
-(HRはかぜのため明日11/28は欠席するので) 
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-  * 寸法や公差、図面の書き方の確認 
-  * 個数(今は予備1個として9個にしています) 
-  * 材質(ABS樹脂としていますが、色の指定もいるでしょうか。もしくは他の樹脂のほうがよかったりすれば) 
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-あと、そもそもの話ですが、現在、4ユニットを重ねた厚みが24cmになるようになっています。 
-24cmというと、50MeVを十分落とすのにギリギリという感じでした。 
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-https://www.dropbox.com/s/css2na490i41u42/pl_20~24.pdf?dl=0 
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-少し余裕を持たせるために、例えば一つのユニットだけ4段ではなくて5段にしてもよいかと思います 
-24cmから1cm増えて25cmになります 
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-その場合、n=24からn=28になりますが、その場合の径は、1/0.1663=6.01mmになります。 
-この場合でも、クッキーを特殊にしなくても、7.0+0.05mmの同じクッキーで対応できるかなと思います。 
-あるいは入りにくければ若干ヤスリで穴を広げればよさそうです。 
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-こんな感じですが、 
-修正すべき点などがあれば伝えていただいて、早めに修正した図面を作成し、見積→発注と進めればと思います。 
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-(以上、11/28用) 
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-11/28の実験ゼミを受けて、1inch対応に変更。予備を入れて10個ですすめる。 
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-https://www.dropbox.com/s/nzj46dtqcgwqsmx/cookie_2017P2_02.pdf?dl=0 
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-====== 検出器周辺 ====== 
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-===== 検出器を設置する台 ===== 
-  * NaI用の台を試作してみました。上面に板を置いてその上に検出器を置きます。 
-{{:start:nai01.jpg?400|}} 
-  * プラシン用の台はこんな感じでしょうか(ファイバーは描けていません、、、)。手前側から電子が入射してきます。 
-{{:start:プラシン01.png?400|}} 
-  * 木の板に検出器をテープで固定し、全体を遮光シートで覆う。 
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-===== 測定に必要な機器(持って行くもの) ===== 
-  * NaI用  
-   - HV電源、ケーブル(9ch) 
-   - CAMACのモジュール(ADC、Gate/Delayなど) 
-   - 読み出し用PC 
-  * プラシン用 
-   - HV電源、ケーブル(8ch) 
-   - フラッシュADC 
-   - SM-Bケーブル(8本) 
-   - 読み出し用PC 
-  * 磁場制御用 
-   - 電流源 
-   - ガウスメータとラズパイのセット 
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-=====Finger Counter===== 
-  * 主にNaIシンチレータについてコリメートやevent数の調節のためにFinger Counterを作成する必要がある. 
-  * Finger Counterは太さ数cm程度(?)の細井プラスチックシンチレータを十字に二本重ねて,真ん中のNaIシンチレータの前に置く. 
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-===大きさの見積もり(概算)=== 
-  * muon数は10^6 - 10^7 /s (MLF Webより) 
-  * Pulseは25 Hz (10月に隅田さんに伺った値) 
-  * よってmuon数は ~10^4 - 10^5 /Pulse 
-  * ざっくりとe+のエネルギースペクトルを三角形だと仮定し,最大エネルギー50 MeVの半分程度なでのe+はtargetから出てくるとする 
-  * 要求するmuon数を1個/Pulseとすると 
-  * 必要な立体角は16 * 10^(-4) - 10^(-5) sr 
-  * したがってFinger Counterの面積は上の立体角×(targetとNaIとの距離l) 
-  * ここでlはロシアグループの検出器(フォイル?)の大きさよりも大きいはず(~数十 cm?) 
-  * また,物理的制約よりlは1 m程度が上限だと思われる 
-  * l ~ 1 mのとき表面積は2 - 20 cm^2 -> 数cm四方 
-  * l ~ 30 cm のときは0.5 cm四方 
-  * 1 cm程度のものと数cmのもの,二種類用意しておけばよいか? 
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-  * もちろん要求するmuon数を増やせば変わるのでそのあたりは考えないといけない 
-  * <- ミシェルパラメータの要求がMCの結果4 - 5個/Pulseだった?のでその場合太さもおよそ2倍程度になってくる 
start/detector.1516379663.txt.gz · 最終更新: 2022/04/21 08:03 (外部編集)