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2015-05-05
Wagasci実験のホームページを作成しました。

はじめに

京都大学高エネルギー研究室 Wagasciグループのページです。

Wagasci実験とは?

T2K実験の最も大きな系統誤差は、ニュートリノ反応断面積の不定性です。T2K実験の前置検出器ではプラスチックシンチレータ、後置検出器では水を標的(スーパーカミオカンデ)としています。しかし、ニュートリノと水の反応断面積の測定は難しく、精度の良い測定がありません。
そこで、Wagasci実験では新しい検出器(Wagasci検出器)を設計してT2K前置検出器ホールに建設し、水とプラスチックのニュートリノ反応断面積比を高精度で測定することを計画しています。これによって、T2K実験の系統誤差を大きく削減することを目指しています。

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