TTreeのScanでカラムの幅、数値の精度などを指定したい

TTree::Scan()の第3引数がオプション指定になっている。

  tree->Scan("a:b:c","","colsize=30 precision=3 col=::20.10:#x:5ld");

のように指定する。

• colsize : デフォルトのカラム幅。何も指定しなければ9
• precision : デフォルトの数値の精度（表示有効桁）
• col : カラムごとに設定を指定。[colsize].[precision] のフォーマット。カラムの区切りはコロン（：）で。何も指定しないカラムはデフォルトの幅/精度で表示する。
  • 上の例だと第1,2カラムはデフォルト(%30.3g)、第３カラムは幅20、精度10(%20.10g)、第４カラムは0xの接頭付き16進数表示(%#x)、第５カラムは幅５の倍精度整数の10進数表示(%5ld)
  • フォーマット指定子を参照